初面談
2月某日
母と私の2人で人間ドックを受けたT病院へドクターとの面談へ
ドクターから病気の説明と今後についてのお話で
ドラマであるような小会議室に通されて説明スタート
正直、この時はまだ現実味がなく何かの間違いであったり
お薬でどうにか出来たり手術でなんとかなんて思いながら挑みましたが
世の中そんなに甘くない…
ドクターの話を要約すると脊髄小脳変性症は
筋肉を動かせと指令を出す小脳が死滅していく病気で
手術は出来ないし、お薬も治すものではないから助かりません
っとの事でした…
経過観察の為、通院はしてくださいねと言われ面談終了
覚悟はしてたものの
遠まわしであれ死にますって言われたのにショックを受けたけど
私より母の方がショックを受けてるはずで
ドクターの話が終わって部屋から出た後も
まともに母の顔を見られなかったし、どんな会話をして帰ったのかも覚えてないくらいでした (つω・。)うぅぅ…
それから、月に一度の通院が始まり
治りませんよと言われながらも普通の生活が送れてたので
我が家の特殊スキル『ポジティブ』発動!!!
普通はいつ死ぬかわからないけど事前にわかったんやし
動ける間に行きたい所、やりたい事、好きな事を やったらいいねん
っとなり
母は退職金を使って年に2、3回行きたかった海外旅行へ行っておりました (≧▽≦)
その間も少しずつ病状が悪化して2012年には杖がないと歩行が難しくなり
マチュピチュに行った時に高山病にかかり、体力的にもそろそろ海外はダメってなり国内旅行にシフトチェンジ
国内旅行は独身子無しの姉が母を連れて行く係に決まりお任せw
私も一度くらいは母と二人旅をしたかったので子供を姉に任せて
ちょっとお高いけど母がゆっくり出来るように客室露天風呂付のあわら温泉へ行ってきました
毎日、一緒にいるからこれと言って会話もなく温泉に入ってご飯食べて母のうるさいイビキと闘いながら隣で寝て帰っただけでしたが
行けただけで良しって事でw
それからしばらくして怪奇現象が…
つづく…
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